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アカデミー「国際長編映画賞」受賞 「ドライブ・マイ・カー」13年ぶり快挙 - FNNプライムオンライン

Posted: 28 Mar 2022 02:54 AM PDT

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ウィル・スミス氏、アカデミー賞授賞式でプレゼンターを平手打ち 生放送中に放送禁止語も - BBCニュース

Posted: 28 Mar 2022 02:54 AM PDT

ウィル・スミス氏、アカデミー賞授賞式でプレゼンターを平手打ち 生放送中に放送禁止語も - BBCニュース

Chris Rock and Will Smith

画像提供, Getty Images

米ロサンゼルスで27日夜に行われたアカデミー賞授賞式で、コメディアンのクリス・ロックさんを主演男優賞候補の俳優ウィル・スミスさんが壇上で平手打ちし、その後も座席から放送禁止の罵倒語を繰り返す騒ぎがあった。この後、スミスさんは「King Richard」(邦題「ドリームプラン」)の演技で主演男優賞を獲得した。

授賞式でロックさんは、スミスさんの妻ジェイダ・ピンケット=スミスさんの髪型について、「ジェイダ、『G.I.ジェーン2』が待ちきれないよ」と言った。

すると、スミスさんはゆっくりと壇上に上がり、ロックさんを勢いよく平手打ちした。ロックさんは笑いつつも驚いた様子で、「わあ、わあ、たったいまウィル・スミスにひっぱたかれたよ」と発言。座席に戻ったスミスさんは、「うちの妻の名前を口にするな」と、放送禁止用語を交えながら繰り返した。

スミスさんの妻、ジェイダ・ピンケット=スミスさんは以前から、脱毛症と闘っていることを公表していた。

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スミスさんはこの後、テニスのセリーナとヴィーナス・ウィリアムズ姉妹を育てたリチャード・ウィリアムズを描いた演技で、主演男優賞に選ばれた。受賞スピーチでスミスさんは、「アカデミーに謝りたい。ほかの候補者全員に謝りたい」と述べた。

さらにスミスさんは、涙を流しながら、「芸術は人生を模倣する。リチャード・ウィリアムズをみんながあの父親は頭がおかしいと言ったのと同じで、今の自分もそう見えているんだろう。でも愛は人に、とんでもない狂ったまねをさせる」と話した。

Will Smith and Jada Pinkett Smith

画像提供, Reuters

スミスさんにたたかれた直後のロックさんは、呆然とした様子で、観客に「今のはテレビ史上最高の夜だったね」と言った後、ドキュメンタリー賞を発表した。ロックさんはそもそも、ドキュメンタリー賞発表のために壇上に上がっていた。

ロックさんピンケット=スミスさんに向けて口にしたジョークは、1997年の映画「G.I.ジェーン」にちなんだもの。デミ・ムーアさんが短髪で海軍特殊部隊兵を演じた。

ピンケット=スミスさんは2018年に最初に、脱毛症との闘いについて公表。「毛が抜け始めた時は、本当に怖かった」と話していた。

シャワーで「両手にごっそり毛が抜ける」ようになって、自分は脱毛症かもしれないと気づいたと話したピンケット=スミスさんは、「ああどうしよう、はげちゃうのかなと慌てた。文字通り、怖くて体が震えてしまった」と言い、そのために自分は髪を短くしているのだと説明していた。

Will Smith hitting Chris Rock at the Oscars

画像提供, Reuters

放送と式典が再開されると、次の賞のプレゼンターをつとめたショーン・「ディディ」・コームズさんが、「ウィルとクリス、それは家族のように解決しよう。今は愛をこめて次に移る」と冒頭で述べた。

スミスさんはこの後の受賞スピーチで、「ついさっき、デンゼル(ワシントン)にこう言われた。『頂点に立った瞬間に気をつけろ、悪魔はまさに襲ってくる』んだと」と話した。

ロサンゼルス警察はのちに、業界紙ヴァラエティに対して、ロックさんは被害届を出さないことにしたと明らかにしたという。

授賞式を主宰する米映画芸術科学アカデミーはツイッターで、「どのような形の暴力も容認しない」と書いた。

ロックさんがオスカー(アカデミー賞)授賞式で、ピンケット=スミスさんについてからかうのは初めてではない。2016年の授賞式では、演技部門の候補者に多様性が欠如していると多くのスターが出席をボイコットした。この授賞式を司会したロックさんは、「ジェイダ・ピンケット=スミスがオスカーをボイコットするって、自分がリアーナのパンティーをボイコットするみたいなものだよ。そもそも招待されていないんだから!」と発言していた。

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舞台裏でも衝撃――スティーヴン・マッキントッシュ芸能記者

ロサンゼルスはドルビー・シアターの舞台裏で、報道陣の間にも衝撃が走った。

受賞者が壇上の受賞スピーチの後に開く記者会見の最中だったが、誰もが式典の様子を映す頭上のスクリーンにくぎつけになった。なにか深刻な事態が始まったと分かったからだ。

最初は何かのジョークとか、寸劇なのかと思われた。ロックさんが自分の妻について「G.I.ジェーン」みたいだと言った後、スミスさんは最初は笑っていたようにさえ見えた。

ジェイダさんは不愉快そうな表情だったが、この時点ではまだ、何か事前に予定されたジョークなのだと思われていた。

しかし、スミスさんが席から立ち上がり、壇上でロックさんをたたいたことで、何事なのかと場内がざわつきはじめた。

もちろん2人とも映画とテレビの大ベテランなので、演技で平手打ちと見せかけることもお手の物だろう。ただし、演技には見えなかったと、誰もがいぶかしく思い始めた。

座席に戻ったスミスさんが、ロックさんに向かって「妻の名前をお前の(放送禁止用語)口にするな」と繰り返した時点で、これは決してコントではないと明らかになった。テレビの生放送中に、スミスさんほどのプロが放送禁止用語を口にするなど、あり得ない事態だからだ。

もちろん、アメリカ国内の視聴者がこの罵倒語を耳にすることはなかった。米ネットワークのABCは生放送をいったん中断したからだ(訳注:日本で中継していたWOWOWは生放送を続けた)。

受賞者の控室は、静まり返っていた。授賞式のスタッフも、報道陣と同じようにショックを受けている様子だった。

「仕込んだ何かをやっているのかと思った」と、スタッフが同僚に語っていた。

壇上に残されたロックさんは、目に見えて動揺していた。しかし、アカデミー賞の歴史を刻んだと気づいたのか、「今のはテレビ史上最高の夜だったね」と軽く受け流した。

オスカー(アカデミー賞)の授賞式が、その結果よりも式典中の出来事で記憶されることはよくある(たとえばエレン・デジェネレスさんと出席者のセルフィーや、2017年に作品賞が間違って発表されたことなど)。同様に、今回のアカデミー賞は「ウィル・スミスがクリス・ロックをたたいたオスカー」としていつまでも記録されるはずだ。

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米アカデミー賞、助演女優賞にアリアナ・デボーズさん…「ウエスト・サイド・ストーリー」に出演 - 読売新聞オンライン

Posted: 28 Mar 2022 01:24 AM PDT

米アカデミー賞、助演女優賞にアリアナ・デボーズさん…「ウエスト・サイド・ストーリー」に出演 - 読売新聞オンライン

 米ロサンゼルスで行われている第94回米アカデミー賞授賞式が27日夜(日本時間28日午前)が始まり、助演女優賞が発表された。

 受賞者は、ミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」に出演したアリアナ・デボーズさん。

 デボーズさんが演じたのは、ヒロイン・マリアの兄の恋人であるアニータ。第34回アカデミー賞でも、1961年の映画『ウエスト・サイド物語』でこの役を演じたリタ・モレノさんが助演女優賞を受賞している。

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ドライブ・マイ・カーに米アカデミー賞 国際長編映画賞(写真=ロイター) - 日本経済新聞

Posted: 28 Mar 2022 01:24 AM PDT

ドライブ・マイ・カーに米アカデミー賞 国際長編映画賞(写真=ロイター) - 日本経済新聞

「ドライブ・マイ・カー」で国際長編映画賞を受賞し喜ぶ濱口竜介監督(27日、ロサンゼルス)=ロイター

【ロサンゼルス=佐藤浩実】米映画界最大の祭典である第94回アカデミー賞の授賞式が27日(日本時間28日)にハリウッドで開かれ、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞した。日本映画が同賞に輝くのは「おくりびと」以来13年ぶり。国内外の映画賞を受けてきた濱口監督はついにオスカーを手にした。

「ドライブ・マイ・カー」は妻を亡くした演出家・俳優の主人公(西島秀俊さん)が専属運転手となった女性(三浦透子さん)などとの交流を通じて自身を見つめ直す物語だ。村上春樹さんの短編小説が原作で、多言語劇など映画独自の題材も取り入れている。約3時間に及ぶ長編だが、批評家を中心に高い評価を得ていた。

妻を亡くした俳優・演出家と専属運転手の交流を描いた(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

国際長編映画賞はアフガニスタンからの脱出をはかる青年を描いたアニメーション映画「FLEE フリー」(デンマーク)、村に赴任した教師と子供たちの交流を描いた「ブータン 山の教室」(ブータン)などと5作品で競った。「ドライブ・マイ・カー」の受賞が本命視されており、順調な滑り出しとなった。

同賞は19年の授賞式まで外国語映画賞と呼ばれていた。日本映画では09年(第81回)に滝田洋二郎監督の「おくりびと」が受賞している。19年(第91回)には是枝裕和監督の「万引き家族」が候補に入ったが、受賞は逃した。

今回「ドライブ・マイ・カー」がノミネートされていた監督賞は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン監督に、脚色賞は「コーダ あいのうた」のシアン・ヘダー監督にそれぞれ決まった。最も注目を集める作品賞にもノミネートされており、ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」など世界の巨匠の作品と競う。

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